124070 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

旧正月(春節)

東北の旧正月<春節>


旧正月前後の様子を書いていきたいと思います。


7日、午後2時半過ぎに車で出発しました。

これは、東北に向かう途中の景色です。
この日はすこし靄がかかっていました。

東北へのハイウェイ

5時半過ぎから徐々に辺りは暗くなり、夜9時頃にようやく瀋陽に着きました。
約6時間の車の長旅に疲れて、食事をしてその日は早めに就寝.。。。
今日はまだ爆竹や花火の音はほとんどしていないようです。
やはり、明日がメインなのでしょう。。。

8日・・・ "大年" 

こちらでは 旧正月の前日 (日本の大晦日に当る…) のことを
"大年"(読み方はダーネン…正確にはダーニェン) と呼びます。

この日は、朝からパラパラと爆竹の音が聞こえていましたが、
夕方頃からさらに音が激しくなってきました。
そばで見ていたら耳を塞がずにいられないほど、激しく大きな音です。

爆竹には、悪い事を追い払う…という厄払いの意味合いがあり、
ずっと昔から各家庭では旧正月の必須行事になっていました。

ここ最近の北京では、住宅やビルが密集し、危険ということで、
爆竹を鳴らすのは禁止になってしまいましたが、
地方都市ではずっと続けられています。

中国の農村や地方都市では旧正月にこの音を聞かないことはないです。


大年のこの日は、各家族で外食に行くという大年恒例の慣わしがあるようで、
レストランは大勢の家族連れでにぎわうようです。

…ということで、私たちも近くのレストランに出向きました。

これは、レストランに行く途中、爆竹を鳴らしている様子を写したものです。
旧正月の爆竹

爆竹を鳴らした痕跡が周囲に赤く散らばっています。


レストランは私たちの他にも大勢の家族連れで賑わっていました。

ちなみに注文した料理はこんな感じ。。。

レストランにて食事


この後にもまた注文して、テーブルは大きなお皿の料理で
いっぱいになってしまいました。
当然食べきれません。。。
こんなに食べきれないほど、もったいない。。。
…と思ってしまいますが、そこはもったいないことはしません。
お店の人に"打包"(ダバォ)と言うと、パック詰にしてくれて、
全てお持ち帰り出来るんです。
残った料理は家に持ち帰り、家での食事時などに温めなおして食べます。

こんなにいっぱいの料理やビール、お酒などを注文して、
さぞ高いんだろう・・・と思いましたが、
日本円にして、全部で7000円でおつりがくるくらいでした。

最近では物価が高くなってきたといっても、
やっぱりまだ日本よりは安いですね。

夜になり、外はだんだん爆竹や花火の音が激しくなってきました。
夜の爆竹
夜の爆竹

遠くで花火が…
遠くで打ち上げている花火が見えます

家の近くでも大きな花火が打ちあがりました。
近くでも花火が…  近くの花火2
この画像では色とりどりの花火の様子が写っていなくて残念・・・
とってもきれいでしたよ~(*^0^*)


中国では毎年、大年には、餃子を食べて年越しをします。
日本の年越しそばと似ていますね(^_^)。

この日は昼間のうちに餃子の準備をし、夜遅く食べる前にその餃子をゆでて、
だいたい夜の10時頃から家族で餃子を食べながら、
テレビの毎年恒例の歌謡番組を見たりして年を越します。

餃子
年越しの餃子。。。中国の黒酢をつけて食べます

ゆであがると運ばれ、何皿もたくさん餃子を食べました。
ε=(ー。ー;)フゥ~ … 満腹です。。。

夜も更けて0時の年明け前後になると、
夕暮れに照らされているように外は明るくなり、
爆竹と花火の音がバリバリバラバラ…と、
いちだんと賑やかになっていきました。

次の日・・・

9日は"春節"(旧正月)の1日目 "初一" にあたります。
 
日本の元旦に当たる旧正月1日目 "春節" の初日を "初一"と呼び、
2日目のことを"初二"、 3日目は"初三" と、旧暦の新年が明けるとしばらくは 
こんなふうに 日付のことを呼んでいます。

旧正月の間は、家でのんびりと過ごすのが元々の慣わしのようですが、
最近は初日からデパートやスーパーなども開いていて、買物客で賑わうようです。

この日は私たちも、近所のスーパーに出掛けて食事の材料などを調達。
その後は、家で食事してテレビなどを見てのんびり過ごしました。。。


・・・こんな感じで、旧正月の年越しと春節の1日目、2日目が過ぎていきました。


11日には、思いがけず大連に行くことになりました。
ここ瀋陽から車で、3時間半くらい。。。

長くなってしまうので、この大連での様子は次の日記に記したいと思います。



© Rakuten Group, Inc.